アーティゾン美術館 カフェでランチ Lunch at the Artizon Museum Café, Tokyo, Japan.

2020.06.24
ずっとコロナ自粛&テレワークをしていましたので、久しぶりに公共交通機関をつかってのお出かけです。
東京も自粛解除となり、唯一前から行きたいと思っていたアーティゾン美術館へ。
23日までコロナ自粛で閉館していたので、この日は営業を再開した次の日。
時間制でのネット予約をして楽しみにしていました。
目的は、開催中の「ジャム・セッション: 鴻池朋子 "ちゅうがえり"  Tomoko Konoike FLIP」を観るためです。

アーティゾン美術館は、今年初めにリニューアルオープンする際に名称もブリヂストン美術館からアーティゾン美術館へと変わり、石橋財団コレクションと現代美術家とのコラボ企画、ジャム・セッションという面白そうな企画を初めましたので、これは絶対に観に行かねばと思っていたのです。(詳しくは、次の投稿をご覧ください)

まずミュージアムカフェでランチを食べて…というのが私が決めているお決まりコースです。
なぜなら、美術館のカフェやレストランは大事だから。どこでも世界中、最初に行く美術館は必ずカフェやレストランをチェックします。
名画名作を観ている途中や後で休憩をとるのは必ず必要で、それなのに味が悪かったり雰囲気が悪かったりしたらせっかく良いものをみて高揚した気分が台無しです。
美術館での休憩とは、普通の休憩とはわけが違うのです。
美術館とはクリエイティブな作品を紹介するだけでなく場所自体の箱がクリエイティブな存在でなければならず、料理や空間(環境)についてもクリエイティビティがなければダメです。
建築物は立派でも、なんだつまらない、と思われるカフェが美術館にあってはいけないのです。

ミュージアムカフェをみると美術館のこだわりがどの程度なのかが分かります。
美術館の中にある以上、分けて考えてはいけません。
料理もアートの一つ。
以下に写真ものせていきますが、結論から言うと、アーティゾン美術館のカフェは質が高いと思いました。
ランチはコースのみで、価格をおさえているのにクリエイティビティ(創作性)があり、感心する内容でした。
こだわりは料理だけでなく、スタッフさん達のコスチュームにもあらわれていました。
柄が床のデザインと統一されていて、素敵なのでお聞きしたところ、オリンピックのマークをデザインしたデザイナーがデザインしたものでした。
カフェは高さのある1枚ガラスと吹き抜け空間が非日常的に開放感があり、まるで軽井沢にでも来ているような感じ。(広い敷地のある避暑地の美術館にいるような気分という意味)
久しぶりに眼にも嬉しいお料理が食べられて、大満足しました。



入るとすぐにカフェではなく、予約受付ラインへ




入り口に消毒液が置いてありシュッシュしてから中に。
スタッフさんがディスタンスがとれる席に案内してくれます。




主菜は2品食べられそうになかったのでBコースを選択
それにしても、2600円って、懐に優しい価格。
前菜、主菜、デザートにコーヒーでですよ。
ネットでもチェックしましたが、ヴィーガン料理があるのでこれはちゃんとしたものが食べられるかも、と思いました。(ヴィーガン料理を食べなくても選択肢の中にある事が大事という意味)



3種のパンから”バゲット”を選びましたら
バゲットの形がミニチュアのよう!
創作的でかわいい。↓


大きくみえますが、小さなミニチュアバゲットです(笑)



前菜 : 和茶菜
Appetizer /fish smoked with japanese tea)

お魚は茶葉薫製した太刀魚(tachiuo) 。
中に私が大好きな"じゅん菜" 。
まわりの抹茶ソースと一緒に頂くと全体のハーモニーが素晴らしい。
次のお皿への期待が膨らみました。






前菜:和茶菜  見た目が美しく味も最高でした。
グリーンのグラデーションにオレンジ色がポイント





中にじゅん菜が♡ 
茶葉で蒸された太刀魚も美味しかったです





同行者(母)はビーフタルタルを。こちらも美しい。





ビーフが好きな母ですw 
タルタルにもいろいろある、という話しを。




主菜 : 馬肉炙り
Main Dish :  lightly roasted horsemeat

会津若松の馬ハラミ肉、炭火の香り、と書かれていて
私の父の出身地なのと久しぶりの馬肉という事でチョイス。
ソースがハイビスカスとココナッツという、
馬肉とあうのかどうかよく分からない感じ(笑)
母は、馬肉は刺身が一番よねえ...パリでよく食べたわ、ムタールでね、美味しかったのよ、と話していました。(50年前のパリ滞在中の話し)

今でも、パリで時々馬のマークの看板をみかけますが、
50年前よりはだいぶ減ったと思います。



こちらも美しい。
お肉のピンクとお花のピンク、ソースのワインレッドが
赤系グラデーションになっています。
お皿も 私の好きな萩焼みたいな質感で感じが良かったです。
















-プチデザート & コーヒー
Petit Dessert & Coffee

プチデザートは冷たいヌガーグラッセの表面に
エスプレッソコーティングがされていて
とても美味しかったです。














久しぶりにゆったりとした時間が持てました。


下にアーティゾン美術館のカフェのリンクを↓↓↓ 
現在の営業時間などが分かります





アーティゾン美術館「ジャム・セッション: 鴻池朋子 "ちゅうがえり"  
Tomoko Konoike FLIP」については、次の投稿へ 

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Photos©︎Uran-AsakoK.
Uran-AsakoK.©droits réservés.




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