私のライフワーク パリ最大最古のアトリエ群のゴミ置場










これは、Bouquiniste. ブキニスト・古本市

・・・・ではなく、アトリエの粗大ゴミ置き場です。
ここを撮るのは私のライフワークとなっています。

私のアトリエのあるパリ最大最古のアトリエ群は、200世帯のアトリエ住居があり、そこからでる粗大ゴミは面白いのです。 

私は、その風情がある状態を記録的に撮り続けています。 
住民の皆さんは通りがかりに置かれている物をみていますが、写真を撮っている人はいません。
で、これが、持ち帰る人も多いんですね〜 。無料だし、早いもん勝ち。
・・・というわけで、毎日、粗大ゴミ置き場は表情を変えます。
私が持ち帰ったのは、茶色く変色した本。読むわけではなく、作品づくりに使えそうな退化した紙を選びます。 こんな色合いは出したくったってでませんからね。 

2016/09/24-25   75018 Paris
©️ Uran-AsakoK.














本がこんなに茶色くなるには相当の時間がかかります




次の日にはこのぐらいの量に減っていました(笑)




























ギャラリー巡りから・マレ地区・パリ

2016/09/27 マレ地区のギャラリー巡りから

No.1 Galerie
Marian Goodman Paris
「Giuseppe Penone」
9 sep - 22 oct 2016

マリアン・グッドマン・パリ
「ジュゼッペ・ペノネ 」 イタリアン人彫刻家












土を握りしめた手(指)の跡を残した形体が
貝殻のようにみえて面白い



















土に埋めた枝の型抜きと指の跡の作品
これもなかなかいい感じでした























手と土を握りしめた跡の作品







土を握りしめた 手の跡と樹木



No.2:Centre culturel suisse・paris 
「!Mediengruppe Bitnik」 「Nelly Haliti」
スイス文化会館・パリ




















「!Mediengruppe Bitnik」の作品
仮面をつけたアンドロイドの様な顔が機械的に話すのが不気味











「Nelly Haliti」JOURS : MOIS : ANNEES
4面のパネルが動き、そこに映写された画像がうつる仕組み
ブルガリアの廃墟の映像がうつされていきます
この作品はなかなか良かったです










No.3 : Galerie Daniel Templon, Paris.
「Gregory Crewdson」
”Cathedral of the Pines”
ギャラリー・ダニエル・タンプロンは創立50周年。 今回のGregory Crewdsonの写真作品は、サスペンスを読み解いているような気分で、珍しくジイッと見入ってしまいました。
























ギャラリーではなく美術館ですが、以下↓

「Michel Nedjar」
”Les poupées m'ont sauvé.”
Musée d'art et d'histoire du Judaïsme

フランスのアール・ブリュットの作家 Michel Nedjar ミシェル・ネジャールの展覧会がユダヤ美術館の地下展示室でやっていたので、通りがかりに観てきました。
ユダヤ美術館の前と周辺は厳重な警備がひかれていて、中に入るのに空港のような赤外線まであります。
Michel Nedjar ミシェル・ネジャールの展覧会は入場無料。








ユダヤ美術館の地下展示室
まるで地下墓地のようでミシェル・ネジャールの
作品にあっていました。





アウシュヴィッツの旅から






























これは〜、ではじまるこの人形に捧げる詩が
面白い。







ユダヤ美術館のブックショップは
ゆっくり休憩できて関連書籍がみれます。


中庭