【ママりん貴重な経験を語る Part3】1968年パリ・ロレアルでスタージュ中のお話, 思い出深いマドレーヌ寺院の階段, パッケージモデルもしました。 A L'Oreal, Paris, 1968.

今回のYoutubeは、Part3としてママりんが1968年のパリのロレアル社でスタージュ(研修)中の出来事や印象に残った光景、そして現地で滞在中の食事の事など、パリでのお話になります。













動画は以下からご覧いただけます(無料)



1967-1969年のパリ滞在の様子は現在と違うところが多く、とても貴重な生きた歴史の証言となります。
ママりんがスタージュしたロレアルは、今回調べたところ、1967年のノエル(クリスマス)でのロレアルの華々しいイリュミネーションの白黒写真がネット上で見つかり、それにより場所が特定出来、現在でも同じ場所に本社としてある事が分かりました。 
その場所は、マドレーヌ寺院からすぐ近く、コンコルド広場に向かって一直線にのびるRue Royaleにあり、現在でも同じ場所に看板が見えます。 

■L'OREAL ロレアル・パリ 
14 Rue Royale, 75008 Paris, France. 
(1967-68年にママりんがスタージュをした場所) 



そして、動画で話しているママりんの最初の滞在先であったオテル・リベリア(リベリアホテル)は、現在はオーナーも変わり改装されて以下のホテルになっています。
数年前にママりんと「思い出の場所巡り」をした時に、中を見学し写真を沢山撮ってきましたが、ママりんが滞在していた当時の面影はなく、戦前戦後の歴史的な人物、芸術家達の滞在中の写真や言葉等が沢山飾られていました。
場の歴史を現在にもちゃんと伝えてきています。↓

 ■HÔTEL A LA VILLA DES ARTISTES ***
オテル ア ラ ヴィラ デザルティスト



上記のホテルの眼の前にあり、ママりんやホテルに滞在中の芸術家達が通っていた当時の定食屋は、現在でも営業中で、「思い出の場所巡り」の時に感動して入ってみましたが、味がとても美味しかったのを覚えています。
今では、美食家に好まれる評価の高いレストランの一つになっているようですが、内装は気取らず、昔ながらのビストロ風で、ママりんの当時の話の光景をイメージできる雰囲気でした。↓

 ■Wadja ワジャ  
RESTAURANT SEMI-GASTRONOMIQUE | PARIS



■まだご覧になられていない方は以下の動画もどうぞ。↓ 
【ママりん貴重な経験を語る】シリーズ 

Part.0: 1967年パリへ出発前の準備はどのように? 横浜港を出航の様子↓


Part.1: 1967年12月、船と国際列車でフランス・パリへ↓
 

Part.2 :ロレアルでスタージュ, 初めての日本人 ↓ 


Part.3 :  ロレアルでスタージュ中のお話, パッケージモデルもしました↓




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【変装も魂を揺さぶるアート】アーティゾン美術館 森村泰昌 M式「海の幸」ジャム・セッションNo.2, Artizon Museum, Tokyo, MORIMURA YASUMASA

🎍謹賀新年🎍 
Happy New Year✨ 
明けましてありがとうございます。
2022年もよろしくお願いいたします。

2022年最初のYoutube動画は、アーティゾン美術館(前館名 : ブリヂストン美術館)で開催中の【ジャム・セッション 石橋財団コレクション × 森村泰昌 M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話 】です。
鑑賞の助けになるような、作品の面白さが伝わるような動画にしたいと作成しました。

動画は以下からご覧頂けます↓








いつもの通り、芸術作品に向き合う時はまずお腹を満たしてから。エネルギーがいりますので、美術館のカフェでランチをとってからいきました。

「ジャム・セッション」とは、石橋財団コレクションと現代美術家との共演のことで、毎年一回開催予定です。
その第2回目に迎えられたのが森村泰昌さんであり、世界的に活躍する現代美術家で、森村さんは、1985年ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真を制作して以降、今日に至るまで、古今東西の絵画や写真に表された人物に変装し、独自の解釈を加えて再現する「自画像的作品」をテーマに制作し続けています。
今回は、石橋財団が所蔵する青木繁《自画像》(1903年)《海の幸》(1904年)等、青木作品とのセッション。森村さんは以前から青木作品へ密かな想いを寄せていたとのこと。

詳しく知りたい方は、以下のアーティゾン美術館のホームページと森村泰昌さん自身が解説している動画をご覧ください。
ただ、私も事前に少しだけ解説動画を観てから行きましたが、やはり実際に観ると作品から発せられるエネルギー、パワーが違います。 
M式「海の幸」変装曲の作品群は、圧巻の迫力ですが、その制作過程を密かにうつした監視映像もまたかなりの面白さ。変装は大変、苦労があるのが分かります。 
やはり、百聞は一見にしかず、の通り、アート作品は実際に対面しないとその価値が伝わりません。 
あと数日で会期が終わってしまいますが(2022年1月10日まで)、貴重なセッションによるオリジナリティあふれる展覧会、おすすめです。


 P.S. : 今回は森村さんの展覧会を観に行くのが目的でしたので載せませんでしたが、同時開催の印象派「画家たちの友情物語」と特集コーナー展示の「挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」も見応えある展覧会でした。


■アーティゾン美術館 のHP↓

ジャム・セッション 石橋財団コレクション × 森村泰昌 M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話

https://www.artizon.museum/exhibition/detail/64


■スペシャルサイト↓

https://www.artizon.museum/exhibition_sp/mshiki/


■森村泰昌さん自身による作品解説(Youtube)↓

https://www.artizon.museum/exhibition_sp/mshiki/program/course_01.html



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