ビストロ 「Le Clos Montmartre」 にて -ランチでの出来事-

心底びっくりしました…

昨日のランチのこと。。

神楽坂にあるビストロ「Le Clos Montmartre」ル・クロ・モンマルトル  で友人とゆっくり食事をしようと予約をして行ったのですが、店内は満席ですべて女性、それも大人数の女性だけのグループが入っていて、それだけなら、ランチなので特別驚きもしませんが、、、
その騒音のすごい事たるや!!普通じゃないのです!!!

ペチャクチャペチャクチャキャーハハハハペチャクチャ ・・

一時たりともシーンとする事がない声の集積。。それも、言葉として聞こえてくるならまだしも、完全にただの騒音・・だんだん大きくなってきて、なにをそんなに興奮して話してるんだ!、よっぽどストレスでもたまっているのか、と言いたくなってしまうぐらいの勢い。。

友人曰く 「あれは、ケモノ、野獣的な本能が全開になっているのだ」 と。。なるほど言い得てる。。

まるっきり普通の声では話しなどできません。叫ばない限りできない状態。。。ビストロなので小さなテーブル、向かいの友人までの距離はそれほどありませんが、口に手をあてて「おーーい」と言わないと話せないほど。。。。

それでなくても私にとってお昼はまだ脳が眠っているような状態、そこできいた(見た)光景は強烈で言葉を失ってしまいました。
おまけに昨日は、一番の蒸し暑さで、頭がボーーッとしていたところ。

とにかく早くその何デジベルあるか分からないほどの騒音の空間から逃れなければ!と、せっかくの美味しい料理もゆっくり味わうどころではなく、だいなしに。
このお店、日本化していないフランスのビストロの味を売りにしているので、楽しみにしていたのに。。

ギャルソンも仏人なので、仏語で「この騒音はどういう事?」と聞いたところ、「ビストロなのでこんな感じです」「えーーーーーっ!いつもこうなの?」 茫然。。 


でも、帰りにオーナーの仏人が仏語で 「ものすごい騒音ですみませんでした。今日は特別で、いつもこんなではないんです。」とすまなさそうに外でお話し下さったので、「やっぱりね、これが普通じゃ困りますよ」 と少し了解。。

外のテラス席をみたら、すべて男性、それも外国人。。オーナーが、ケモノ日本人女子から遠ざけて避難させた、としか思えませんでした。

レストランという公共の場所で、奇声をはりあげて、それも大人数で一斉に話すというのは、マナー違反だと思うのですが、そういう認識が欠けている女性の大群がランチには多いように思われます。

ファミリーレストランなどでも、子連れの母親の集団が、ものすごい勢いで話しをしているのを見た事がありますが、いい光景ではありませんし、恥かしくないのか、と思ってしまいます。
社会性が欠如しているというか、、集団心理なのか、あの開き直ったような態度というのは、理解できません。。。
そういえば、パリで女性だけの集団がランチをしているのは見たことないなあ。。。日本特有の現象って事ですかね。。。

Le Clos Montmartre ↓

http://leclosmontmartre.com/

ル・クロ・モンマルトル で食べたお料理写真(ランチ)↓
味は、コーヒーを抜かして、どれも美味しかったです。
だから、余計に残念でした。












コーヒーだけ日本化したもので、ガッカリ&ビックリ。てっきりコーヒーといえば、エスプレッソ-フランスではカフェといえばエスプレッソ がでてくるとばかり思っていましたので。。

Bocuse d'Or 2013 ボキューズドール

これ↓↓ 以前の投稿で(5月8日頃)、掲載するのを忘れてました。。


2013年のBocuse d'Or ボキューズドール国際料理大会で、一位に輝いたのは、フランス「ルノートル」の若きシェフでしたが、「ルノートル」で思い出すのは、昨年のパリでの私のアトリエ公開展示でのオープニング。

オープニング用にひと口サイズのパーティ用ケータリング料理を頼むことになり、昨年は、"ルノートルにしてみますか!"ということで頼んだのですが、その料理を運んできた二人組が、印象に残っています。。。 _φ( ̄ー ̄ )☆

宅配の人とは思えないビシっとした黒いスーツ姿にネクタイ、スラーッとしたスタイルで整った面立ち… ☆☆☆
まるで、そのまま、パーティ会場のレセプション受付するような…

ルノートルのケータリング料理&ワインを大切な宝石か貴重な品物を運ぶような丁寧さで、玄関での手渡しではなく、「どこに置きますか?マダム?」と言って、テーブルまで来て丁寧にそおっと置いたのです。。
何か、さすがルノートル !、とか、心の中で声が聞こえました。。宅配もちゃんとしていることに感心。

フランスでは、ある程度お金をだせば、丁寧で礼儀正しいサービスを受けられる場合がありますが(笑)、、人にもより極端です。

それが、この二人組から感じる共通の教育がなされた、洗練された感じは、やはりルノートルの会社の努力があるのでしょう。。
と、料理大会をみながら、思い出していました。


ボキューズドール JAPAN  のHP↓
http://www.bocusedorjapon.jp/index.html

Paul Bocuse  ポール・ボキューズ のHP ↓
http://www.bocuse.fr/accueil.aspx

LENOTRE  ルノートル のHP↓
http://www.lenotre.com/


レクリエーション

先日聞いた印象深いお話し… 
(伝わりやすいように口語体で↓↓)

『レクリエーションって言葉あるでしょ、レジャーとか娯楽とか遊びの意味でしょっちゅう使う、レクリエーション。 

あれって ”recreation”って書くでしょ、あたまのre と おしりのtion をのぞくとね、つまり ”create” 【クリエイト =創造する、生み出す】。
 文字から考えるに、レクリエーション(気晴らし・余暇)をする事が、創造的な事を生み出すのに必要であり、その言葉自体が、再創造、という意味がある。
だから、物をつくる人やクリエーターだったらなおさら、たくさんレクリエーションをしないとだめだってこと。
レクリエーションの中に、創造的なことを生み出すヒントや創造的に生きるパワーが含まれているってことね。
足りないと、物事をクリエイト(創造する)する力が生み出されないんだよ。

創造する力が足りないと、人生を楽しむこともできないね。  …以下省略』



そこで、なんとなく意味が気になって調べてみると、このように書かれていました。
 

 レクリエーション
【recreation】 - 気晴らし、娯楽、余暇、レジャーなど
【re-creation】 - 再創造(されたもの)
クリエイト
【create】-生み出す 創造(建設)的なことをする
クリエーター
【creator】:「創造者/創作者/創設者/創案者」


…つまりなぜこのようにこの人が言っているかというと、た〜だ真面目に生きていればいいってもんじゃないってこと、、遊びやレジャーをする事で、堅くて狭い考えに閉じこめられずに、創造的に、そして明るく生きることができる、という事でしょう。

と書いていて思い出したのは、「釣りバカ日誌」。ここで、それをだす〜?(笑)

あれって、つねに”釣り”というレクリエーションを楽しんでいる浜ちゃんこと浜崎伝助と、型にはまったサラリーマンと会社人間の社長が出てきて、その対比が面白しろがられていますよね。。 考えてみれば、「男はつらいよ」もそうです。
あれは、日本の、レクリエーションが足らなさすぎで頭が固くなっちゃってる人達を風刺した映画ともいえますね。。。 

そこで思うのは、ヨーロッパ人がなぜあんなにバカンスを大事にしているかという事。

バカンス=レクリエーション(余暇)は、人間がクリエイティブに生きる為に必要だから、なのでしょう。



ヴェネツィア・ビエンナーレLa Biennale di Venezia The Venice Biennale 2013

6月1日からはじまりましたね~♪
今年は、秋にパリから行く予定です
1895年からはじまった、ビエンナーレも今年で55回目となりました

第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展
55th International Art Exhibition

2013年6月1日(土)−11月24日(日)
1st June > 24th November 2013
ジェルディーニ、アルセナーレなど

http://www.labiennale.org/
https://www.facebook.com/Labiennaledivenezia

写真: Tutti i premi ufficiali della 55. Esposizione Internazionale d’Arte! Annunciati sabato 1° giugno durante la cerimonia di inaugurazione: http://bit.ly/ZktVmY

- Official Awards of the 55th Intl. Art Exhibition! Announced on Saturday 1st June during the opening ceremony: http://bit.ly/12nbXnW

企画部門のテーマ
「The Encyclopedic Palace」
「エンサイクロペディック・パレス」

総合ディレクター: マッシミリアーノ・ジオーニによるタイトル
The title chosen by curator Massimiliano Gioni

日本; 大竹伸朗、澤田真一、吉行耕平の3名が参加


そして… 各賞も発表されました!!
日本館がはじめて特別表彰を受賞しました
今年は、まとめて書くと、こんな感じです↓↓

金獅子賞 Lion d’or de la Biennale de Venise 2013 

●国別パビリオン部門 

Angola アンゴラが受賞

テーマ 「Luanda Encyclopedic City」
アーティスト:Edson Chagas エドソン・チャガス
Venue: Palazzo Cini, Dorsoduro 864


●企画展「エンサイクロペディック・パレス」参加アーティスト部門
Tino Sehgal ティノ・セーガル
(Great Britain, 1976; Central Pavilion, Giardini)

●生涯功績への金獅子賞
Maria Lassnig マリア・ラス二グ (オーストリア)
(born 1919 in Kappel am Krappfeld, Austria)

Marisa Merz マリサ・メルツ (イタリア)
(born in 1926 in Turin, Italy)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
銀獅子賞

Camille Henrot カミーユ・アンロ
(Francia, 1978; Corderie, Arsenale)


最も有望な若手アーティストに贈られる銀獅子賞には、現代を捉える感覚的かつダイナミックな方法の新作を発表したカミーユ・アンロが選出

ーーーーーーーーーーーーーーーー

特別表彰ーーーーーーーーーーー

■国別パビリオン部門

キプロスおよびリトアニア Cyprus and Lithuania
グループ展 「Oo」(Cyprus キプロス) 「oO」(Lithuania リトアニア)
Venue: Palasport Arsenale, Castello (Calle San Biagio)

日本 Japan
田中功起 「抽象的に話すこと − 不確かなものの共有とコレクティブ・アクト」
Koki Tanaka 「abstract speaking - sharing uncertainty and collective acts」
Commissioner: The Japan Foundation. Curator: Mika Kuraya.
Venue: Pavilion at Giardini.


共同で作業/制作する過程をおさめたビデオ作品をインスタレーション形式で展示している

■企画展「エンサイクロペディック・パレス」参加アーティスト部門

Sharon Hayes シャロン・ヘイズ
(USA, 1970; Corderie, Arsenale)

Roberto Cuoghi ロベルト・クオーギ
(Italia, 1973; Corderie, Arsenale)
ーーーーーーーーーーーーーー


上記、受賞作家紹介のページ 英語↓
http://www.labiennale.org/en/art/news/01-06.html


詳しくはこちらも♪ 日本語↓
http://www.art-it.asia/u/admin_ed_news/nAt8ixN106CX2qPjDZpU

第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展、各賞発表
Angola Luanda, Encyclopedic City. Edson Chagas 2013年6月1日に一般公開が始まったヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展で、金獅子賞をはじめとする各賞が発表された。