エド・ヴァン・デル・エルスケン, ジュ・ド・ポーム国立美術館, チュイルリー公園, パリ - La vie folle- Ed van der Elsken. Jeu de paume. Jardin des Tuileries, Paris

20170923  Jeu de paume ジュ・ド・ポーム国立美術館で開催中のエド・ヴァン・デル・エルスケン(Ed van der Elsken)の展覧会ーCamera in loveー 仏語題は、ーLa vie folleー をみてきました。
エド・ヴァン・デル・エルスケンについては以下を参照のこと。 名前は、エド・ファン・デル・エルスケンとも読むそうです。
著名な写真家となった「セーヌ左岸の恋」の写真集の作品も展示してあり、見覚えがある作品が多々ありました。
会場は土曜日ということもあり、沢山の人でしたが、若い人達の姿を多く見かけました。
人間味のある表現の白黒写真や映像は今の時代の若者の心にも届く力があるように思えます。

Jeu de paume のHP↓
http://www.jeudepaume.org/

【Ed van der Elsken エド・ヴァン・デル・エルスケン/ エド・ファン・デル・エルスケン】    オランダ人写真家・映画監督
第二次世界大戦後、フリーのカメラマンとして活動を開始する。
パリに赴き、若者の生態を写した作品をまとめた写真集『セーヌ左岸の恋』(Love on the Left Bank、1954)を刊行し、注目を集め、著名な写真家となった。この写真集は彼の代表作というのみならず、1950年代の代表的写真集だといえる。
その後も、『ジャズ』(Jazz、1958)、『バガラ』(Bagara、1959)、『Sweet Life』(1964)などの写真集を刊行した。
1950年代末から何回か来日を果たし、当時の日本の若手写真家たちにも大きな影響を与えた。



Rue de Rivoli リヴォリ通り




この像はジャンヌ・ダルク像
この向かいがチュイルリー公園となっています。
ジュ・ド・ポーム国立美術館はチュイルリー公園の中、コンコルド広場寄りにあります。



木洩れ日がいい感じ
パリは公園だけでなく街中にも街路樹が多いので、木漏れ日がたくさんあり良い感じなのです。




















寒くなってもう秋で暑くならないのかと思っていたら、ここ数日少し歩くと汗ばむような天気が続いています。



JEU DE PAUME と書かれている美術館の看板です。
木漏れ日で良い感じでした。







「La chaise voyageuse」
Jardin des Tuileries, Paris, France.
23092017
©️Uran-AsakoK.

「旅する椅子」
チュイルリー公園, パリ, フランス











展覧会の入口 左が仏題




格好良い写真。きまっていますね。




写真集「セーヌ左岸の恋」で代表的な作品
私も見覚えがありました。
この作品をみて、これがエド・ヴァン・デル・エルスケンの写真作品だったのか、と思ったぐらい印象的な作品です。










このあたりの白黒写真はパリの若者の生態を撮った写真とのことで、懐かしい感じもありました。 良い作品は時代を超えて心に訴えかける力があります。




壁に REVE 夢 の文字が。




オランダ撮影した写真や映像のコーナー




これは映像作品で、色々な喜怒哀楽のシーンがうつしだされているようでしたが、途中、日本の風景がでてきて、色々な”おじぎ”ー挨拶ーをしているシーンがうつっていました。 おじぎ、は日本特有の挨拶の形ですが、そういう習慣のない他国の人からみると奇妙な感じにうつるのだと思います。




街角の人達を撮った映像作品で、とても若い女の子2人がバス亭で話しているところを遠くから密かに撮っていたところ、撮影に気がついてはにかんでいるところ。




昔のオランダの様子がわかる映像 これは美容室のシーン。
映像の方も熱心にみている人が多かったです。



年譜




『ジャズ』(Jazz、1958)





量もたくさんあり、見応えのある写真展でした。





Jeu de Paume のカフェが日本料理のお弁当とかを置いてあるスペースになっていました。




土曜日という事もありたくさんの人が来場していました。




1階では、ISMAIL BAHRIのビデオ作品の展覧会が開催されていました。
こちらもなかなかの作品でしたが、こちらについてはまた後で。









Jeu de paume ジュ・ド・ポーム国立美術館の外観。





ちょうど並木道の上を飛行機雲が。







「La chaise voyageuse」
Jardin des Tuileries, Paris, France.
I, 23092017
©️Uran-AsakoK.

「旅する椅子」
チュイルリー公園, パリ, フランス






ジャン・デュビュッフェの作品 
チュイルリー公園にあります。









あれっ!子どもの手が!









他の石の上にも手がありました。
野外彫刻だったのです。




チュイルリー公園は敷地が広いので、空がよくみえます。
旋回しているような飛行機雲。




18:21頃 向こうに見えるのはエッフェル塔。
だんだんと夕焼けになりつつある頃でした。




右にはコンコルド広場のオベリスクがみえます。





夕方の空とエッフェル塔。




夕方に噴水の池の周りでゆっくりと過ごす人達。
チュイルリー公園の池のまわりにはこういう椅子が置かれていて、ずらっとならんで座る人達の光景は昔から変わらず。
自然と共にゆったりと過ごす時間を持つことは精神上とても良いと思います。





鴨やカモメ、鳩などが水浴びをして旋回運動をしていました。
こんなにたくさんいるとは驚き。
この時間pm18:54から19:20ぐらいまで、沢山の鳥達の水浴びと旋回運動がみられました。  こういう光景を見たのは初めてです。(以下の写真へ)





いつもの写真を撮ろうと小椅子を置いたところ、鳩が興味津々で寄ってきました。

↓ここからは、私のライフワークの「旅する椅子」の写真になります。


「La chaise voyageuse」
Jardin des Tuileries, Paris, France.
23092017
©️Uran-AsakoK.

「旅する椅子」
チュイルリー公園, パリ, フランス




















































































































「La chaise voyageuse」
Pont de la Concorde, Paris, France.
19:39, 23092017
©️Uran-AsakoK.

「旅する椅子」
コンコルド橋, パリ, フランス











Photos©︎Uran-AsakoK.
Uran-AsakoK.©droits réservés