その催しとは、このアトリエ群で制作するアーティストの作品をパネルにプリントしたものをアトリエの建物正面の外壁の柵に展示する催しで、各パネル左下にはアーティスト名とQRコードがついています。このQRコードは、ALMAが運営するMAAのホームページへとんで各作家の作品をみることが出来るというものなのです。
初のこの催しに私も参加しました。
初のこの催しに私も参加しました。
初日オープ二ングの10日はあいにくの雨。でも作品をプリントしたパネルはプロテジェ(表面保護)されているので平気です。
今回のテーマは、「Dessine-moi un espoir」「私に希望を描いて」
柵には作品がプリントされたパネルだけでなく、無地のパネルもあり、そこは一般参加用になっていて、テーマについて文字や絵などを投稿する事ができます。
柵には作品がプリントされたパネルだけでなく、無地のパネルもあり、そこは一般参加用になっていて、テーマについて文字や絵などを投稿する事ができます。
パネルは80x120cmなので、ポスターよりも大きめで見応えがあります。
この建物では毎年秋にAtelier Porte Ouvertes(アトリエ公開展示)があり、アトリエを一般に公開して作品を誰でも自由にみれる催しはありますが(参加アーティストのアトリエへの入場は自由)、この外壁柵に作品を展示する今回の催しは、今まで関係のなかった人達やここが歴史あるアトリエ群であることを知らない人達、どのようなアーティストがここで制作しているか、等の紹介&アピールにもなり、またQRコードという最新のもので、ホームページでの作家紹介もみる事ができるので、とても良いアイディアだと思います。
このatelier建物の前の通りは毎週マルシェが出て、人通りが多く隣がモノプリというスーパーなので買物途中にいやでも眼に入るでしょうし、またその日の気分によってそれぞれの作品の見え方も違う事でしょう。
芸術家の仕事が隔離された場所でされ、よく分からないものではなく、社会との接点を生み出し、呼びかける機会を積極的に考え実行するのは、さすがフランスだと思います。
会期: 10/11/2016ー03/02/2017
オレンジ色のレンガ外壁が目立つアトリエ群 MMA, パリ18区 |
自分の作品の前で
翌日は日本に発つ日だったので、ギリギリ
展示がみられてよかったです
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作品タイトル:Réceptacle de grâce I, II
恩寵 I, II Technique mixte sur ciment collé sur bois. 162x108x4cm |
私の名前:Uran-AsakoK.
パネル左下にQRコードがあり 作家紹介ホームページにとび見る事ができます |
アトリエの正面入口
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一般の人がテーマについて書く場所
専用用紙(パネルに貼る防水紙)を用意中 |
今回のテーマについてと展示概要が書かれたパネル(左)
参加アーティスト名(右) |
各作品の作品タイトルが書かれたパネル
作品パネルは名前とQRコードだけで
スッキリしているのがいいところ
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建物左側部分 いい感じで続きます
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この日は初日10日で展示したばかりなので、まだパネルは白紙 |
この日は小雨で寒く、でも枯葉の道が感じ良い
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建築家もいます
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初日オープニングレセプションの準備中
エントランスホール
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なかなか素敵な風景
フロマージュ・ブルーと洋梨はよくあいます
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4 件のコメント:
このような人通りの所に,そこに住んでいるアーチストの作品が見られるのは
楽しいですね。画廊が外に出店して来たかの様です。
どのくらいの期間展示するのでしょうか?
この建物に 芸術家が住んでいる事は周辺の人は皆が
知ってはいても,作品を直に眼にする事は出来ないので、
作家の仕事が伺えてとても興味がわきます。
この建物では毎年作家のアトリエに訪問出来る日があり、
(ポルト.ウーヴェルという)期間があってその日はポルトを開いてる人のみですが
それでも楽しみにアトリエ訪問をしたものですが.今回の企画では道路の柵に各作家の作品が
直に見れるのはここの場所を通るのが楽しくなり、QRコードがついて詳しく紹介してくれてとても良いです。
展示期間は来年2017年2月3日までです。その後は、第二弾が3月下旬からはじまります。 初の試みは、今後へ続く大規模計画のようです。
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