パリのグルメ フランス料理 三種三様 Gourmet, Cuisine française, Restaurant, Paris

今回は、最近パリで行ったフレンチレストランの中から、四軒ご紹介します。
フランス料理といっても色々。
日本料理と同じで、伝統的なものや家庭料理から創作的なものまであります。
こちらのレストランは以前、ブログに書いたことがあるお店も。 
どこも内容のわりにお値段が手頃で、気楽に行けるレストランです。
2017年9月26日現在の情報。

まず一軒目は創作的なお店。
1:『Terrass テラス』 パリ18区  パリに来ると必ず行きたくなるお店。

12-14 Rue Joseph de Maistre 75018 Paris France
Tel : +33 1 46 06 72 85
Email: reservation@terrass-hotel.com

以下のネットから予約ができます。

ここは四つ星ホテルの7階がレストランになっていて、名前の通り、テラスがあり、店内からもパリの眺めが一望できるお店です。
手前はモンマルトル墓地、遠くにエッフェル塔、モンパルナスタワー、新都心などぐるっとパリ市内が見渡せて、食事をしながらパリの景色を楽しめるので、滞在者だけでなく観光客にもオススメの場所です。
そして、こちらのお料理は、フランスの伝統料理ではなく、ヌーヴェル・キュイジーヌNouvelle cuisineといわれる料理で、Chef Eric Lurthy による創作的なお料理。

Nouvelle cuisine(Wikipediaから)↓ 豆知識
ヌーヴェルキュイジーヌとは、軽く繊細で、印象的な盛りつけ方に特徴がある。
この呼称は、1970年頃に料理評論家のアンリ・ゴー(フランス語版)、アンドレ・ガイヨー(英語版)とクリスティアン・ミヨ(フランス語版)で作られたレストランガイドであるゴー・ミヨで一般的になった。そして、この特徴をもつ料理の流れのはじまりは1972年または1973年とされる。




7階店内からの眺め 向こうにエッフェル塔がみえます





店内  
窓が広くとってあるのでどの角度からも見晴らしの良い眺めが楽しめます。



この日は天気が良かったので、テラス席で食事












手前にはモンマルトル墓地がみえます。



空好きならこのシチュエーションはたまりません。








メニュー
シェフの紹介ページ



お昼のメニューは、前菜・主菜・デザートで34ユーロ。
内容からするとお得な金額です。





26092017 Today's lunch
Entrée/Starter/前菜
Suprême de caille snackée, Poire pochée, Fourme d'Ambert.
うずらのお肉を使ったお料理



見た目ですでに美味しそうです。



Fourme d'Ambertがどこにあるのかと思ったら野菜に包まれていました。









バゲットの入れ物もオシャレ








Entrée/Starter/前菜
Tartare de maigre, Algues et Salicorne.
メグルという魚のタルタル
なんて美しい!と思いました。
クリエイティブで上品で五感も満たされるお料理です。











Plat/Maindish/主菜
Le Marché
ル・マルシェというのは、今日の市場から、という意味で、お魚料理です。



お魚は旨味をのがさないようにパイに包まれていてふあっと上品な味。
クルジェットの間にはお肉のようなナスのようなペースト状のものがサンドされていました。お野菜も新鮮でそのものの味が生かされています。








Plat/Maindish/主菜
Longe de Veau, Mousseline de carotte, Choux de Bruxelle.
仔牛のロース、人参のムース、芽キャベツ
見た目も素晴らしい。仔牛肉は柔らかくて美味しい。







Dessert/デザート
Fraisier, Pistache
苺のパフェ🍓
とても新鮮な感じで甘さも控えめでとても美味しかったです。
すっきりとした酸味がデザートとして嬉しい。











Dessert/デザート
Eclair Jivara, Lacté Cacaoté, Myrtilles.
カフェ味のエクレア
ショコラとコケモモの実(ブルーベリー)がマッチ。







食後のカフェ  
右の茶色のはシュガー(黒糖)でコーティングされたアーモンド



足元からモンマルトル墓地がみえます。









パリのアパルトマンの屋根の煙突








Terrassホテル・エントランスの椅子
樹木のようなイメージを鉄で表現している創作的な椅子です




入口階奥には宿泊客や来客がくつろげるスペースがあります。




ホテル入口
レストランもここから入ります。
この日も創作的なお料理で五感を刺激され、贅沢な気分を味わえるランチでした。


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次はパリのオペラ座近くのお店
2 :『 Pascade パスカード』

14 rue Daunou - 75002 Paris / TEL : 01 42 60 11 00

http://alexandre-bourdas.com/

こちらも創作的で珍しいフレンチです。
ノルマンディ地方オンフルールにある二つ星レストラン、SaQuaNaのシェフ、アレクサンドル・ブルダスがパリにオープンしたのがこのレストラン。
SaQuaNaのアミューズとして出しているこのパスカードを食べられる器に見立て、中に洗練された料理を入れて出すお店を作ろう、というのがシェフのアイデアだったそうです。
このお店もパリ滞在中に1度は行くお店となっていました。




メニュー 
こちらはアラカルトのメニューですが、この日は
前菜1品+パスカード1品+サラダ+デザート・ミニパスカードのコース33€にしました。



カトラリーはテーブルにあいている穴に設置されています。
最初これを見た時にデザインが凝っていると思ったものです。



何かの組合の食事会でしょうか。真ん中にある長いテーブルにずらっと一つのグループが座っていました。このテーブル、カウンター席のように高さが高いのです。この周りに低めのテーブル席があり、背の低い私はそちらに座ることが多いのですが、この日は満席。空いている席に座りました。



前菜がきたところ



23092017 Today's dinner
Entrée/Starter/前菜
Soup froide de concombre. St Maure, pomelos & oxalis
胡瓜の冷製スープ



Entrée/Starter/前菜
œuf mollet &spaghetti de céleri, jambon cru, guacamole.
セロリのスパゲッティ








Plat/Maindish/主菜
Pascade – dinde Cur'riz
riz parfumé à la coriandre, lait de coco, filet de dinde, curry & shimeji blanc.
生地がうっすら甘いので、カレー味の七面鳥と白しめじとコリアンダーライスと一緒に頂くと甘しょっぱい味に。生地は薄いので頂きやすいです。 タイ風というのが珍しい。
こちらはコリアンダーも効いているので、好き嫌いがあると思います。



この器のように縁の上がった形の生地がPascadeパスカードです。
底は薄いので、そんなにボリュームはありません。






主菜にはサラダがついています。シンプルな味。




Plat/Maindish/主菜
Pascade – saucisse Boucanée
saucisse, aubergines, poitrine de porc fumé, quelques cocos, yaourt & oseille oxalis.  
ソーセージの美味しさが際立っていて、お豆は好き嫌いあるかもしれません。

Menu ムニュにせずアラカルトの中から選んだ方がよかったかなと思いました。




Dessert/デザート
Les ''minis'' assortiment de Pascades sucrées.
こちらは甘いパスカード。
minis ミニなので、頂きやすい大きさとバリエーションある味です。
この横一列にならんだ見た目は楽しいですね。

今回は、カフェとカスタードとショコラとパイナップル味。
ショコラは、熱々ショコラに少し果物系の味で嬉しい味。
シュークリームのようだけど皮がしっかりしています。
多いかなと思っているうちに食べられちゃうサイズと美味しさです。






カフェ味



お店の外観
ウィンドゥにミシュラン2017のシールがはられていました。



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次のお店は、18区、モンマルトルにある伝統的なフレンチのお店。


3 :  『Le Cabanon De La Butte  ル・カバノン・ドゥ・ラ・ビュット』
住所: 6 Rue Lamarck, 75018, Paris     TEL +33 698573974
http://lecabanondelabutte.lafourchette.rest/



こちらは今回、モンマルトル散歩の途中で見つけたお店です。
19:00頃に前を通ったところ、奥に窓があり眺めが良さそうで明るい感じなのと、メニューをみると伝統的なビストロ料理という感じで、伝統的なお料理が頂きたかったので、1時間後に予約をいれました。 



すぐ側がサクレクール寺院。
サクレクールとテルトル広場などモンマルトルの丘を散歩した後にお店へ。






外観



店内風景  奥の窓のところ



窓からのモンマルトルの眺め






外が暗くなってきて窓に店内がうつっています。



メニュー






バゲットの美味しさはそのお店の美味しさの目安となります。
こちらのも美味しかったです。



24092017 Today's dinner
Entree/Starter/前菜
Foie gras de cannard maison, chutney de figues.
自家製フォワグラ  イチジクジャム付き



イチジクジャムはフォワグラとあいます。




Plat/Maindish/主菜
Bourguignon (Boeuf Bourguignon)
定番中の定番、食べてる人が多く美味しそうだったので、ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)を。



鍋が熱々。




付け合わせはマッシュポテト
伝統的なフランス料理(ビストロ料理)では、マッシュポテトの付け合わせが多いです。
これが大好きなんですよね。バターが効いていて滑らかな口あたり。



ごろっとした牛肉がたっぷり入っていました。
よく煮込まれていて柔らかい。



こちらのブルギニョンは、鍋ごとくるので、自分でお皿にのせて頂けます。
今まで色々なところでブルギニョンを頂きましたが、よそって出されるところも多いので、鍋ごとくるのは熱々を好きな量頂けるのでいいです。



鱸のオーブン焼き 
鱸が新鮮でふわっと仕上がっていました。

この日のデザートはお腹がいっぱいで食べられませんでした。


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次のお店も伝統的なフランス料理(ビストロ料理)ですが、フランス南西部の専門店。
お店の前を通る度にいつもすごく賑わっているので、入ってみました。

4 : 『Le Relais Gascon ル・ルレ・ガスコン』

住所:6, rue des Abbesses. 750018 Paris   TEL : 01 42 58 58 22





モンマルトルトという場所柄、色々な国籍のお客様がいます。



カウンターで忙しく働くスタッフ。
とにかく次から次へと人が入ってきます。



夜のコースで、Formule 27.50ユーロというのがあります。
前菜+主菜+フロマージュかデザートかカフェ で27.50ユーロというのは良心的価格。
お昼のコースでも17.50ユーロで三品。
だから人気なのか? 
パリでは価格だけでなく味もよくないと人気にはならないと思います。




夜のコースの主菜は、Plats↑この中から選びます。
私は久しぶりに、Magret de canard au miel 鴨のマグレを。



まずは1日の疲れをモナコで♫
モナコとはビールにグルナデンシロップを足したもので、甘いので飲みやすいのです。



29092017 Today's dinner.
Entree/Starter/前菜
Escargot エスカルゴ

すこーく久しぶりにエスカルゴ♫ これがあったな、と忘れていたフランス料理の定番。
このエスカルゴバター(みじん切りしたエシャロット、にんにくのピュレ、きざみパセリ、コニャックを混ぜ合わせたバター)をバゲットにつけて頂くのが昔から好きです。
そうなると、バゲットも美味しくないとだめなのですが、さてどうか。



こんな感じで、専用フォークで中から簡単にとれます。



見た目ではすごく美味しそうなバゲット風ではないのですが、これが中がふわふわで、ちゃんとカリッとしていてかなりの美味しさのバゲットでした。
バゲットやバターはレストランのレベルを測る指標なので、合格。
このお店の人気の理由がわかってきました。



Entree/Starter/前菜




Plat/Maindish/主菜
Magret de canard au miel  鴨のマグレ
マグレとは、フォワグラ用に飼育した鴨や鵞鳥の胸肉のことです。
ハチミツのソースとなっています。
ここで、あ!と忘れていたのですが、私は鴨にはオレンジソースかイチジクソースがあうと思っていて、ハチミツのソースは苦手なのでした。 久しぶりに食べたので、その事を忘れていた!
でも、お肉自体は新鮮で調理が良かったです。
それに、付け合わせのポテトは自家製でにんにく風味があり、Haricots verts サヤインゲンもついているのが嬉しい。というのは、昔のパリでは、ビストロご飯の付け合わせは山盛りのサヤインゲンと決まっていたのです。
今はアメリカンナイズというか当たり前にポテトの付け合わせが増えましたが、またかというぐらい付け合わせの定番がサヤインゲンだったのです。それも、しなしな、茹で過ぎの山盛りサヤインゲン、というのも多かった。
身体のためを思うと、サヤインゲンも欲しいですね。
かといって、フランスのポテトは美味しいので、ポテトも頂きたい。というわけで、このお店のように、二種類を付け合わせてくれるのは有難いと思いました。
(それに、このサヤインゲンは、茹で過ぎではなかった)








Plat/Maindish/主菜
Faux Filet  サーロインステーキ
ボリュームありました。



Dessert/デザート
Colonel   コロネル 
コロネルとは、レモンシャーベットにウォッカがけのことです。
こちらのお店のはライムシャーベットとなっていて、刻んだライムの皮が入っていました。これがとても美味しい!
甘みに苦味がくっきりで大人の味で私好みでした。



ライムの皮があるのが見えますね。
ウォッカがよくあっていました。




Dessert/デザート
Crème brûlée  クレーム・ブリュレ
卵の味がしっかり濃厚で美味しい。


モンマルトルのアベスという通りは飲食店がずらりと並び、季節を問わず、夜中遅くまで、テラス席まで沢山の人で賑わっていますが、その中でもお客様がたくさんいるお店とそうでないお店と一目瞭然なのが面白いです。
人気にあるお店には自然と人が集まるのでしょう。
今回のこのお店は、気さくな雰囲気がモンマルトルのビストロといった感じで居心地が良く、テキパキ働くスタッフとサービスが早く、食材が新鮮ですべての味のバランスがよかったです。 総合的に人気となる理由がわかった感じでした。



Rue Abbesses.
夜のアベス通り







Photos©︎Uran-AsakoK.
Uran-AsakoK.©droits réservés


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