8月にパリに来てから、今回ネットで品物や食べ物を注文をしていますが、パリの配送状態の進化に驚いています。
何に驚いているか。
日本では当たり前の"速さ"と"正確さ"です。
以前のパリでは、ネットで注文した物が届かない事など当たり前にありました。
例えば、Amazon。フランスのAmazonなので、Amazon.fr の方です。
数年前になりますが、注文品が予定日に届かないので、ネットで見ると配達済みになっていたので電話をしたところ、「留守だったので隣人に預けた」、となっていると言うのです。
私はパリの18区にあるアトリエ群に住んでいるのですが、その時にたまたま隣のアトリエは改装中で誰も住んでいなかったのです。
その事を伝え、管理人も預かっていないと言うし、隣人もいないし、1週間たっても届かないから返金してくれるように言い、返金をしてもらったのですが、その後、なんと2ヶ月もたったある日、郵便箱にAmazonの箱が入っていたのです。
つまり、郵便局の方にあったのか?? 違う所に届いていて、まわりまわってやっと届いたのか?? どこかに放置されていて見つかったのか??
謎は深まりましたが、ともかくこんな感じで、荷物が届かない事など、パリあるある、だったのです。
日本から送った荷物や手紙が届かない事もありました。
特に、日本からだとEMS便は届かない、とパリ在が長い知人達に定評でした(笑)
なぜなら、EMS便は、フランス国営の郵便局ではなく、業者が入っているからです。
パリではアパルトマンがほとんどで(一軒家がない)、入り口に暗証コード番号があります。住民しか入れないようになっているわけです。
それで、郵便局員は建物の入り口のコード番号を持っていて、それで毎日出入りしていますが、EMS便をやっている業者は持っていないのです。
ですので、荷物に入り口のコード番号が書いてあれば入れますが、書いてなければ管理人を呼びだしたりしなければなりません。ですが、管理人もいつもいるわけではありません。何しろ、お昼は3時間休み、など当たり前です。
結果、どうなるか、というと、EMS便の配達人は建物にすら入れないので、部屋に辿りつくなど到底出来ないから、面倒になって建物の前に荷物を放置。
もしくは、どこかに捨てる。間違えたふりして入れる建物に置いていく。持ち帰る。等。。。
私の所のようにアトリエ群で中庭があって広い建物だと建物の指示も必要です。
A棟の2番の通路、エレベーターあり、何階の何番の部屋番号、のように。
フランス語で短縮して書くとこんな感じ。
Bati A, Esc2, Avec Asc, 6eme etage, Porte No 30.
短縮でも、普通の 住所と一緒に書くわけだから、どんだけ〜という感じ。
荷物を管理人を通さないで直接部屋で受けとりたかったら、住所の所に笑っちゃうぐらい長〜〜い記述が必要です。
電話も少し前まで携帯を持っていない時代だったので、現場で電話すら出来ない。
そこですよ、実は一番言いたいのは。
携帯がこれだけ普及してきたから配達が確実性を持ってきた、という事を言いたいのです。
話が戻って、EMS便と普通便の違いですが、普通便の場合、郵便局の管轄内でいつも届けている建物のコードで入り、大きい荷物だと管理人室に預け(管理人の滞在時間も把握している)、小さいものだと郵便箱に入れるわけです。
ですので、日本からの荷物については、最短と言われているEMS便ではなく普通便で送るように家族や知人には言っています。
日本では、なぜかEMS便の方が最短なのに安い場合があり、すすめられるのもEMS便なので、ここが日本の局員は海外事情がわかっていない!!
話しが長くなりましたが、こんな状態だったので、今回Amazonで注文するのはどうかなと不安になりながら、でも見つからなかった物がAmazonで簡単に見つかったので、ダメもとで試しに注文して見ました。
試し、というには私には大きな金額だったわけなのですが、金額が高ければ、それなりにちゃんと保証もあるだろうという、という気持ちで。また返金してもらえばいいし。
注文時に、配達希望日を最短の2日後を選び、住所の所に上記の話しのようにアトリエまで直接届くように、コード番号から何から長〜い住所を書き指示しました。
Amazonでは電話番号も書かなければ注文出来ないので、もしかしたら配達時間とか連絡があるかも、と思いながら。
その後、
以前と違うのは、注文の後に準備中とかとなった後に、発送されたという詳細な連絡が来て、注文先のお店からも発送が完了したと追跡番号と共にメール連絡がきた事です。
そして、2日後の配達予定日の朝、なんと電話がかかってきたのです。
「今から5分後に届けますが、いますでしょうか?」
私: 「5分後ってどこにいるのですか?」
配達人:「建物を入った所です」
私: 「えー!もう建物の中に! じゃあ、5分後ではなく10分後に来てください。エレベーターがあるので、それで6階の◯番です。」
配達人:「承知しました。(仏語ですからこんなにかしこまってはいません。OK !みたいな感じですww」
それで、寝起きだったので急いで支度して、エレベーターの所まで行くともうそこで待っていたのです。 暇つぶしに携帯で友達とペチャクチャおしゃべりしながら。
重いから部屋の入り口まで運んでもらって、サインしておしまい。
日本だったら、こんな当たり前の事、と思うでしょうけれど、パリでは感動ものの速さと正確さ、確実性です。
何しろ、注文から2日後。。日本の翌日配達には劣るけれど、フランスで2日後に配達って、当日に電話もしてきて驚くべき事なのです。
その後にまた注文したAmazonの品物もちゃんと予定日に届きました。
これはどうしてだろう? と考えるとやっぱり、携帯の普及が大きい理由だと、気がつきました。
今、パリでは携帯(スマホ)を持っていない人がほとんどいなくなりましたから。
ネットーお店ー配送業者が、携帯がある事で、連絡がスムーズになったのです。
それに、GPS機能も使えますよね。例えば、食べ物のデリバリー。
文章が長くなりますが、一気に書いちゃいます。
8月中旬頃、アトリエにいなくてはならず買い物に出かけられないので、前にチラシが入っていたお寿司のデリバリーを頼もうかと思ったのですが、チラシが見つからない。
仕方ないのでネットで調べた所、デリバリーが進化していていました。
その中でも、以下のサイト↓
https://deliveroo.fr/
携帯アプリ「Deliveroo」もあります。
このDeliberooというサイトで、配達してもらいたい住所を入れると、最短で配達可能な候補が3つ表示されるのです。
その他にもたくさん、色々な食事が並んでいて、最短だと10分以内!と書いてあります。
びっくり。
いくらなんでも10分で配達されはしないだろう、と思いながら見ると、国際都市であるパリらしくお寿司からイタリアン、フレンチ、バーガー、モロッコ、地中海料理、トルコ、インド、など何でもあります。
この日はお寿司の気分だったので、最短10分以内で届くというお寿司のランチセットを注文しました。
そうすると、配達受付をしてから本当に10分で玄関まで届いたのです!!
その時の事はインスタグラムのFoodの方へ書きましたので、
それを以下に!
(インスタグラムとブログが連携していればいいのにね〜)
2018.08.16のインスタ投稿↓
今日のランチはお寿司のランチボックスのデリバリーです♡ ランチboxには、味噌汁、わさび、ガリ、醤油(甘いのとしょっぱいのがあるのがパリっぽい😅)、お箸がついています。
以前もパリでお寿司のLivraisonリヴレゾン(宅配・出前)を頼んだ事がありますが、その注文は郵便箱に入っていたチラシをみてで、その時もまあまあ早く届きましたが、なんと今回はネットからの注文で配達人が10分‼︎ で家のドアまで着いたのにはビックリしました‼︎
最近のパリのネット宅配サイトは内容が充実していて、ピザとかだけでなくトルコ料理やレバノン、フレンチ、イタリアン、ハンバーガー専門店のなど様々な国籍料理があり、寿司も人気なので数店舗あります。
今回の寿司shopはネットの宅配サイトで自宅の住所をいれると、一番早くに届くのがここ、と表示されたお店トップ三軒から選びましたが、注文すると配達人が今どこにいるか何分で着くかを画面でナビし続けるのです😲
以前もパリでお寿司のLivraisonリヴレゾン(宅配・出前)を頼んだ事がありますが、その注文は郵便箱に入っていたチラシをみてで、その時もまあまあ早く届きましたが、なんと今回はネットからの注文で配達人が10分‼︎ で家のドアまで着いたのにはビックリしました‼︎
最近のパリのネット宅配サイトは内容が充実していて、ピザとかだけでなくトルコ料理やレバノン、フレンチ、イタリアン、ハンバーガー専門店のなど様々な国籍料理があり、寿司も人気なので数店舗あります。
今回の寿司shopはネットの宅配サイトで自宅の住所をいれると、一番早くに届くのがここ、と表示されたお店トップ三軒から選びましたが、注文すると配達人が今どこにいるか何分で着くかを画面でナビし続けるのです😲
これは安心と思ってみてたらピンポーン!
以前のパリでは考えられないスピード😮
あまりの速さに、はぁ〜、進歩したもんだなぁパリなのに、と感心。
以前のパリでは考えられないスピード😮
あまりの速さに、はぁ〜、進歩したもんだなぁパリなのに、と感心。
これもネットとスマホが普及したおかげです。🤳👌
肝心の味ですが、巻物はカリフォルニアロールなので日本のお寿司とは違いますが私には十分な美味しさでした。
左はじはキャベツのサラダで、酢と胡麻風味の前からよく知っている味で、枝豆がついていたのでビールが飲みたくなり、パナシェ(レモンビール)を。😄
値段もこのランチboxは15.2ユーロ+2.8ユーロ(配達代)=18ユーロと良心的。
肝心の味ですが、巻物はカリフォルニアロールなので日本のお寿司とは違いますが私には十分な美味しさでした。
左はじはキャベツのサラダで、酢と胡麻風味の前からよく知っている味で、枝豆がついていたのでビールが飲みたくなり、パナシェ(レモンビール)を。😄
値段もこのランチboxは15.2ユーロ+2.8ユーロ(配達代)=18ユーロと良心的。
もう一つの方がマグロがないから12ユーロで計30ユーロ。
家にいながら10分で届くネット宅配サービスがパリで有効なのが分かりました。2018.08.16
お味噌汁 飲めないレベルではありません |
その他、ネスプレッソの機械が14年目にして故障したので、最近新しいマシーンをネットで注文した所、その配達も予定日にちゃんと玄関まで届き、感動ものでした。
パリの配送事情はほんとに進化してきているのです。
ただ、注意点は、配達先の住所の詳細な情報を先に教える事です!(笑)
Photos©︎Uran-AsakoK.
Uran-AsakoK.©droits réservés.
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