上野, 東京都美術館 「Walls & Bridges 壁は橋になる」展, 韻松亭, ランチ, Ueno, Tokyo Metropolitan Art Museum

今週のYoutubeは、上野公園での1日です。
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久しぶりに上野に行きました。目的は、東京都美術館で開催中の「Walls & Bridges 壁は橋になる」展です。この展覧会の副題は "世界にふれる、世界を生きる" となっています。
動画で少しだけふれましたが、今まで色々な国で色々な展覧会を観てきましたが、この展覧会は稀にみる、今までみたことがない内容で、よくぞ企画したと関係者に拍手をおくりたいと思います。
5名の異なる生き様から生まれた作品、その中でも東勝吉(Higashi Katsukichi)さんは老人ホームに入所した後、83歳で初めて絵筆を持ち、制作を始め、16年間で百余点の水彩画を残した、という経歴で、この文を読んだ時に、これは観に行かなければ、という気持ちになりました。 この作品は、美術教育を受けてきていないからこその面白さがあり、形体を単純化して抽象化した表現が味があり美しいです。

その他にも60歳から28年間、ダム建設のため水没が決定した村を写真に撮り続けた増山たづ子(Masuyama Tazuko)さんなど、5名の中で知っていたのはジョナス・メカスだけでした。
増山たづ子さんの写真は人物の表情が良く、記録的に撮った感じが好印象で、何よりも文章が素晴らしく感動しました。 
ジョナス・メカスは反ナチ活動で強制収容所に収監された経験がありますが、ズビニェク・セカルも若い頃に反ナチ活動で強制収容所に4年間収監されています。
ズビニェク・セカルの作品は、存在について問うものが多く、一番惹き込まれました。

それぞれの経験の中から生み出された作品は、表現への飽くなき情熱と真摯な眼差しによって、見る人の心(魂)を強く打つものとなっています。




































































































■東京都美術館
Tokyo Metropolitan Art Museum

「Walls & Bridges」展↓
https://www.tobikan.jp/wallsbridges/index.html

https://www.tobikan.jp/


「Walls & Bridges」 展は2021年10月9日まで。
一般 800円 / 65歳以上 500円
・83歳から絵筆を握った東勝吉にちなみ、80歳以上の方は無料!
 ※いずれも証明できるものをご持参ください。
・10月1日(金)は「都民の日」により、どなたでも無料

現在ゴッホ展もはじまったところです。
時間に余裕を持って、両方観るのもおすすめです。




動画に登場する場所:(全て上野公園内)
■ランチ:韻松亭(いんしょうてい)INSHOTEI

https://www.innsyoutei.jp/

この事は後から知ったのですが、お店の140年の歴史のなかには日本画家・横山大観がオーナーだったこともある、とリーフレットに書いてありました。動画の中で大きな一枚ガラスの窓がまるで一枚の日本画のようだと話している場面があります。
どうりでね、と思いました。







































































































■上野東照宮 Ueno Toshogu


























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Photos©︎Uran-AsakoK.
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