今回の展覧会はフランスでは10年ぶりとなる中国の現代アートがテーマです。
1:『Bentu』激動の中に生きた中国人アーティスト
2:フォンダシオン・ルイ・ヴィトンのコレクションから11人の中国人アーティストの作品を紹介
http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja.html
*媽祖(まそ)は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神。尊号としては、則天武后と同じ天后が付せられ、もっとも地位の高い神ともされる。その他には天妃、天上聖母、娘媽がある。台湾・福建省・潮州で特に強い信仰を集め、日本でもオトタチバナヒメ信仰と混淆しつつ広まった。親しみをこめて媽祖婆・阿媽などと呼ぶ場合もある。
凱旋門からブーローニュの森の中にある美術館へは 専用バスがでています(片道1ユーロ) |
ちょっとしたピクニック気分の小さなナヴェットです
美術館の設計者である建築家フランク・ゲーリーの建物イメージのデッサンが
窓にプリントされています |
チケット売り場はセキュリティの事もあり長蛇の列 |
正面入り口側は色がカラフルになっていました これは光を通す構造なので効果的 |
色を入れることで良い効果が生まれている |
正面入り口
以前はこのような色は入ってなかった記憶がありますが
明るくてとても良い |
まず先に・・・ 今回の展覧会のセレクションのフォンダシオン・ルイ・ヴィトンのコレクションによる中国人アーティストの作品11人の作品の中で、1番良いと思った作品は、1960年生ロンドン在住「ISSAC JULIEN」の「Ten Thousand Waves, 2010」のビデオインスタレーション作品でした。
会場に置かれた数台のモニターに映像がプログラミングされたとおりに交互に映し出されるもので、過去と現在の中国の様々な姿が対比的に映し出され、幻想的な画像もあり見入ってしまう映像表現でした。
作品説明は以下
”明確なテーマ(カリグラフィ、1930年代の映画など)で中国文化にオマージュを捧げる作品は、この芸術的シーンで活躍する著名人との共同で制作されました。ポリフォニー形式のインスタレーションは、中国人労働者の日常風景に、人気女優Maggie Cheung扮する中国の女神「媽祖」*(まそ)の聖人伝を組み合わせています”
面白かったので動画もとってきました↓
この↑↑ 動画のすぐ後に、↓この画面になります。
↓若者が、書かれた墨文字を一生懸命に雑巾で消しています
現代の中国を上手くあらわしています
ここからは、色々な会場風景↓
逆さの”サモトラケのニケ”が仏像の頭部にのっかっています |
香炉のようになっていて、頭部から煙がでています |
この形はフランスではワインの空き瓶をかけるものですが、
そこに現代の生活用品を持った木製の仏像のような手がかかっています。
現代の千手観音をあらわしているのか?
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コンサート会場に使われるスペース 周りがガラスなので広々 |
水はずっと流れています |
建物に回りの風景が映りこむのが素晴らしい |
公園側からみたフォンダシオン・ルイ・ヴィトン |
光や風景が反射して、キラキラ |
帰りのバスから |
フォンダシオン・ルイ・ヴィトンはブーローニュの森の中にあり、隣は広大な公園になっていて、その中は動植物だけでなく遊園地や小さな国別パビリオンなどもあり、カフェやレストランもある事が今回歩いてみて分かりました。その事は次ブログで------。
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