思い出のビストロ『LE SHEFFER』PARIS 75016

15年以上前に4年間ぐらい住んでいた懐かしのパリ16区・Rue Sheffer・シュフェール通り。 この通りに、私にパリのビストロ料理の美味しさを開眼させてくれたお店があります。
エッフェル塔の全景がみえる事から観光客が集まるシャイヨー宮のある広場・TOROCADEROトロカデロからすぐ近くの通り、そこは高級住宅街・16区。
フランスの伝統的料理をだす大衆食堂であるビストロに対する私の味覚の基礎になっているかもしれないお店。
Palais de Tokyo(現代美術館16区)にきたので、急に思い立って、懐かしのこのお店のビストロ料理が食べたくなり、近いので行ってみました。
15年ぶりぐらいだというのに、そのまま、当時のままの外観で、ちゃんと営業していました!嬉しい!
このビストロの店名となっている通りがRue Shefferで、同じ側のすぐ近くのアパルトマンに住んでいたのです。



このお店のすぐ先にある4年間住んでいたアパルトマンも当時と変わらぬ外観でちゃんとあり、懐かしい!

見覚えのある外観。15年ぶりぐらいにきたな〜
ここの4階に住んでいたのです


しばしアパルトマンの前にいて写真や動画など撮っていましたが↑、なにしろ早くビストロ料理が食べたいので入店。

美味しいビストロとして紹介されたメディアのシールも貼られています
ビストロらしく、とっても小さいテーブルがところ狭しと並んでいます。
店内もそうそうこんな感じだった!と思い出されます。


席は一人だと座れる場所が限られるのと、予約もしていないのに、オーナーが元気よく迎えてくださいました。オーナーのいるカウンターのすぐ横なので、常連客が来ると真っ先にみえる場所、なんとも常連客みたいな気分でした。

カウンターにいるオーナー
サービス係のマダムも感じがよく、すぐに『何を飲まれますか?』と聞いてくれました。
今月のワインは二種類から、オーナーが細かく説明してくれ、そのうちの1つをグラスで注文。 
 お店のおすすめワインは美味しいに決まっています


このお店は何を食べても美味しいはず、と当時の味覚を思い出しながらメニューをじっくりみたところ、まったく当時のままの内容で、これまた嬉しい♪


前菜は、ビストロでしかお目にかかれない、固ゆでたまごマヨネーズ。このお店で一番覚えているのはこの前菜。確かたまごとマヨネーズが絶品だったと・・。
主菜は、ステーキにするか鴨にするか、このお店のステーキはかなり美味しいので迷いましたが鴨の骨つきもも肉を選択。
注文すると、サービス係のマダムが『とっても良い選択!私も今日食べたけど、最高に美味しくて身体にいい組み合わせよ〜〜』と、褒められてしまいました。
このお店、周りをみると、常連客の中に観光客らしい人たちも多く、ステーキ注文している人が多いから、フランス人の大好きなこのお店自慢の鴨のコンフィを注文してくれたのが嬉しかったみたいです。

前菜:oeufs durs mayonnaise  固ゆでたまごマヨネーズ 
なんてことない見た目ですが、自家製マヨネーズが絶品で
たまごにたっぷりつけて幸せ気分。
ぺろっと食べちゃいました

 主菜: Confit de Cannard maison, pommes sautee champigons 
鴨の骨つきもも肉 ポテトとキノコのソテー添え  
運ばれてきた時の香りからしてたまりません
香ばしい良い香り〜〜食欲でちゃう♪


キノコとポテト、新鮮でびっくりするほど美味しい

鴨も皮がパリパリ、身がジューシーで絶品 
さすがお店自慢の鴨のコンフィ!

食後のカフェ 
デザートはここのスフレが食べたかったですが、
お腹いっぱいになってしまいカフェだけに。
カフェもRICHARDのが嬉しい

主菜の頃pm21:00ぐらいには、お客様がひっきりになしに入ってきて空席待ちになるほどの大賑わいでした。お客様は16区という土地柄かなんとなくゴージャスな雰囲気のアメリカ人風が多い感じでしたが、こういうパリらしいビストロは大人気のようです。
懐かしの場所とこの思い出のビストロが健在で、とても嬉しい日でした。

『LE SHEFFER』22, Rue Sheffer 75016 Paris
 TEL : 0147278111

0 件のコメント: