ランチ アクアヴィット

11日日曜日、青山のNHK文化センターの講座の後で受講生の皆様と北欧レストラン『Aquavit アクアヴィット』で食事会(ランチ)をしました。外苑前にあり青山一丁目から徒歩5分程度、ロケーションの良い場所です。日本初のモダン・スカンジナビアン・ダイニングとの事で北欧の伝統料理にフレンチのテクニックを融合させたと書かれていますが、なるほどパリでよく食べたヌーベル・キュイジーヌ的要素が感じられました。
ですが、見た目はいいのですが、味についてはなにやらさっぱりはしているがはっきりしないぼやけた印象。パンチのきいた深みのある味、もう一度食べたいと思うほどの味がなかったのが少し残念でした。それに、サーモンは良い味でしたが、お肉がいまいちだったのが、北欧料理だからでしょうか。。。
インテリアは木目調を基本としてモダンでありながら暖かみがあり落ち着きます。

アクアヴィットのページ↓
http://www.aquavit-japan.com/

ヌーベル・キュイズィーヌ風なのでまずすぐに頭に浮かんだのは、パリで何度となく通ったレストラン「Les Bouquinistes(レ・ブキニスト)」と「Ze Kitchen Galerie ザ・キッチン・ギャルリー  」。ここは基本をおさえていながら挑戦的で創作的な味で、私のお気に入りでした。十何年前から日本から来た知人を必ず案内していて、いつもとても好評でした。パリの思い出の1つです。
ブキニストは、Guy Savoy ギィ・サヴォワのセカンド店。パリで、アラン・デュカスに次いで、多くのセカンド店を持つ三ツ星シェフです。いまや多くの三ツ星レストランがセカンド店を出店していますが、ここはその走り。セーヌ川に沿った遊歩道にブキニスト(古本屋)がずらりと並ぶパリ観光の中心にあります。
ある時、 味が変わったので聞いたところ、ここブキニストのシェフがすぐ隣のレストランに移り、自分の味を追求するレストランを開いたとの事で、それが、「Ze Kitchen Galerie ザ・キッチン・ギャルリー  」。何年か前には、前菜主菜デザートすべてにコリアンダーをつかった、アジアの素材を生かした創作的な料理をつくっていましたが、今はどうなっているか、今度パリに行った時が楽しみです。
私はこのシェフの味が好きだったので、その後ブキニストには行っていません。
このお店のカトラリーや食器類はコンランショップのもので、室内には現代アートが飾られ、オープンキッチンになっているという、インテリア面でもアーティスティックな感覚が感じられて満足できるお店でした。

「Les Bouquinistes(レ・ブキニスト)」 のページ↓
http://www.lesbouquinistes.com/ 

 「Restaurant Guy Savoy (ギィ・ザヴォワ)」のページ↓
http://www.guysavoy.com/

「Ze Kitchen Galerie ザ・キッチン・ギャルリー  」シェフは、ウィリアム・ルドゥイユ氏
以下のページから、アジアの食材を調理しているところのビデオを是非ご覧ください。
  http://www.zekitchengalerie.fr/ 

前置きが長くなりましたが、アクアヴィットで食べた料理の写真は以下に↓
このお料理に飲物はスパークリングワインなど好みの飲物とコーヒーがつきます。

最初にでたワンスプーン
一口サイズの前菜 見た目が美しくそれぞれが凝ってはいるのですが…… サーモンは美味しかった
アーティチョークのスープ もう一味、何か足すともっと美味しくなりそうな感じ
サーモン自体がやわらかくて美味しかったですが、ソースにパンチが足りず、付け合わせにももう一工夫ほしい
このお肉がいまいちだったのが残念 付け合わせがさっぱりしすぎ
見た目はとてもかわいらしいデザート ですが!!すごく美味でまた食べたいと思える味がなかったのが残念

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