先ブログで紹介していたLeeum(リウム)ーサムスン美術館ーのこと。全体的な印象としてひと言でいうならば、シンプルでモダン、変な標識や解説のパネルなどが最小限で、すっきりとしている印象、作品を観客によい状態でみせることに神経を注いでいるのが感じられ、バランスがよく気持ちよかったです。3部門に分かれた特徴的な建築物も作品とうまく呼応し、空間自体も芸術的で、変化が楽しめるようによく考えられているな、と感心しました。
http://leeum.samsungfoundation.org/html/intro.asp
入口の庭には、六本木ヒルズでお馴染みの、私の好きな、ルイーズ・ブルジョワの蜘蛛の作品『Maman ママン』がお出迎え。ヒルズの方は1匹ですが、ここには親蜘蛛と小蜘蛛の二匹がいたのがよかったです。題名から、蜘蛛はママン(母親的なもの)をあらわしており、蜘蛛はとても忍耐強い生き物であるから、とのこと。
![]() | ||
手前もルイーズ・ブルジュワ作『アイ・ベンチ』 眼の裏側は座れるようになっている |
![]() |
![]() |
![]() | |||
古代の神殿の列柱のような柱がならぶエントランス 黒い柱が構造を下から力強く支えているような印象 外光をうまくとり入れ木のぬくもりと白&黒の対比が 素晴らしい空間デザイン スイスの建築家、マリオ・ボッタ設計。 |
![]() |
中央の穴から上をのぞくと↓以下の写真のようになっている |
![]() |
教会の天井ドームを思いださせる |
![]() |
マリオ・ボッタ設計
韓国の伝統陶磁器からインスピレーションをうけたというMuseum1
韓国の伝統美術・古美術の展示館。
ここは螺旋状の階段となっていて、上階の展示室から降りながら
各室をみていけるしくみ。
|
![]() | |
ドナルド・ジャッドの作品がMuseum1古美術から2の現代美術展示へ 行く途中の階段のつきあたりにあり、考えられた演出で、久しぶりに この作品が良く思えた やはりおかれる空間によって作品は違ってみえるもの |
0 件のコメント:
コメントを投稿