パリ PALAIS DE TOKYO SOPHIE CALLE の展覧会

2010.10.25
PALAIS DE TOKYO パレ・ド・トーキョー(パリの16区にある美術館)でやっているSOPHIE CALLEの展覧会『RACHEL, MONIQUE』をみてきました。
母もしくは母の死がテーマ(Rachel,Monique両方ともSOPHIEの母親の名前)のようですが、今までみたSOPHIE CALLEの作品の中で一番よく、心が打たれました。会場のパレ・ド・トーキョーの地下スペースは、巨大な廃墟-遺跡-墓場のような空間で、彼女の今回の作品テーマともよくあっていました。
今回はじめてここの地下スペースでの展覧会を見ましたが、廃墟となった倉庫跡のようなコンクリートとレンガの空間は現代美術のインスタレーションに使うにはとても良い空間で、ヴェネチアビエンナーレで展示につかう造船所跡のような趣があり、今後いろいろな展示に使えそうな空間でした。

SOPHIE CALLE『RACHEL, MONIQUE』2010.10.20ー11.27









たくさんの"souci"の文字があった。”souci”とは仏語で心配、気がかりの意味がある。
この文字、個人的にかなり気にいりました。人生は、souciがいつもつきものですからね。








”Souci"という文字が様々な大きさの素材に刻印されている






以下は、パレ・ド・トーキョー1階
1階の企画展は、『FRESH HELL』(新地獄?)

パレ・ド・トーキョー1階からみた食堂のところ 











0 件のコメント: