『Carambolages』”連鎖反応” 展 グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー PARIS

グラン・パレ・ナショナル・ギャラリーで開催している展覧会『Carambolages』”連鎖反応” をみてきました。

http://www.grandpalais.fr/fr/programmation?state=now

以下↓は、展覧会紹介から

『Carambolages』連鎖反応
"本展は、時代やジャンルの枠組みを超え、形や根底に通ずる精神が似ていることを基準に選ばれた150点余りの作品を展示。フランソワ・ブシェからジャコメッティ、レンブラント、マン・レイ、アネット・メサジェまで、越境しつつ創作の歴史を振り返り、作品に現れた我々の集合意識的イメージに迫る展覧会。"

会場にはキャプションは一切なく、壁側にあるモニターで作者や制作年などが分かる仕組みになっていて、観客は共通点やテーマを先入観なしにとらえるように示唆されているのがわかります。
作品 ー手や足など肉体の一部や生や死などー の共通点は何か、テーマは何か、と展示を巡りながら考えるようになっています。

ですが、この関連性は何だろう? といちいち(理屈っぽく)考えざるを得ないようなカテゴライズされた展示の仕方は、思考の自由という意味ではどうか?という点があります。
創造物・芸術表現への感動は、思考が自由な時にもたらされるのではないでしょうか。

何がいいたいのかというと、作品を観る人が、それぞれに自由な感想や感覚を持つことができる為には、カテゴライズされてこれがこうだと説明的にされない環境が大事だということです。
それは、いわば歴史家や研究者の仕事で、博物館的理解にとどまり、かえって作品を純粋に鑑賞する妨げになるのではないか、ということです。
鑑賞にも創造性を求めたい、それには、発想の自由さ、自分の頭で考えられる環境、であることが不可欠なのです。

今回のこの展覧会は、カテゴライズする事で起きる ”おしつけがましさ” があり、観ることによる感覚の "連鎖反応" はまったくおきませんでした(笑)









アネット・メサジェとボルタンスキーの作品


壁にモニターがあり、作品のキャプションがみられる仕組み


















ブロンズでできた女性の手袋 1900年頃


猫がテーマのブース







ヒトラーがテーマ、というかモチーフのブース





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