Marché aux Puces de Vanves ヴァンヴの蚤の市

3月20日日曜日は、Vanves ヴァンヴの蚤の市へ
Marché aux Puces de Vanves マルシェ・オ・プス・ドゥ・ヴァンヴはパリの三大蚤の市の1つ。
パリ、といってもパリ郊外との境のPorte de Vanvesなのでかなり南、18区からだと北端から南端へと結構遠いのです。 95番のバスに乗って、終点まで。このあたりに来ると景色が違ってきます。
蚤の市は、ガラクタのようなものから骨董品・アンティークなものがたくさん。
何か買いたい目的を持っていくのもいいですが、なんとなく見ているうちにクリエイティブな部分が刺激されて、色々なイメージが沸いてくることもあります。 
私の場合は、作品に使えるものやインスピレーションを与えてくれるものをいつの間にか探しています。
それに、母が昔45年以上前にパリに住んでいた時に、知人の画家と毎週のように蚤の市に行き買ってきたアンティークがあふれていた家(東京)で私は育ったのです。ですので、見覚えのある懐かしいもの、親しい幼馴染みのような物に再会できる場所でもあります。

ヴァンヴの蚤の市は、ガラクタのように見えるものの中に宝物が潜んでいることがあり、そういう物を沢山の中から見つける眼があるかどうかも試されます。 
たくさんの数をみることによって、眼も鍛えられていくでしょう。
パリジャンは、子供の頃からこういうマルシェに親しんでいるのですから、物を見る眼が違うのが分かります。 
ここは、観光客もたくさん来ていますが、クリニャンクールのような常設店舗はなく、価格低めで掘り出し物に出会える可能性もあって、わくわくできます。 交渉次第でかなりまけてもらえますし、ラフな感じが気にいっています。
朝が早いのもありいつも最初は調子がでないのですが、だんだん見ていると集中力がでてきて、自分用、お土産用、と掘り出しものが必ず1つは見つかるのです。
蚤の市での物との出会いは一期一会、次回行ったら同じ物があるわけではなく、即断即決。そういうところもいいですね。

Photos : Marché aux Puces de Vanves.

朝9:00〜13:00ぐらいまでの午前中だけマルシェがでます





向こうのキャニスター、同じようなのを前回買ったのですが、それでも色や種類が色々あるので気になります

本やレコードなどもたくさん











良いサビ具合 


あの人形、なかなか良い顔してます ミニチュアの売り場は男性のファンが多い





古い昔の写真をアルバムごと売っています






昔のホーロー鍋も色々





重いアイロン、昔家にあったのを憶い出します もちろん母がパリで買ってきたアンティークで、本の支えや文鎮などにしていました。

これが欲しかったのですが、金額が折り合わず断念


レコードをまげて器にした面白い品。水っぽいもの以外は置けます。大・中・小と、曲と色を選んで購入。この他にもプティシェーズ(小椅子)3個、にポルト・クトー(ナイフ置き)など、以前から欲しいと思っていたものが見つかりました。


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