NHK文化センター青山 4/24『ギター・グラス・新聞』

NHK文化センター青山教室もNHK学園くにたちと同じ課題をやっていました。
4月24日先日の講座でこの課題は終わりでしたが、まだ終わっていない方は家でやって次回持ってくるようにしてください。

講座内容:
パブロ・ピカソの『ギターとグラス、新聞』がテーマとなっている静物画の抽象的コラージュ作品を参考に、『ギター・グラス・新聞』をモチーフとしていれ、構成していきます。
新聞は、LE JOURNALの文字(仏語)の一部、"RNAL", "NAL",  "LE JOU", "LE" をいれるようにします。 ピカソは文字の一部や形体の一部(部分)をとりだして表現していますが、それはそれぞれの形体がもつ本質的な、特徴的な部分をあらわ しています。
とりだされた抽象的形体がなにをあらわしているのか、具体的に知ることで面白さが生まれる事から、お渡ししたプリントに掲載してあるピカソのこの一連の作品をよく観察し、考え理解していくのが今回の目的です。具象から抽象へのヒントもそこにはあります。


受講生Oさんの作品 ↕  ピカソの作品の模写ですが、色や形に自分なりに変化を加え、オリジナルな面白い作品ができました。 


同受講生0さんの作品 ↕ 上記と同じ受講生の作品   今回は三点制作しました。一見平面にみえますが、レリーフになっています。ワクの部分が一体化して外に広がっていき、のびやかさを感じます。
上記↑、受講生Oさんの作品







受講生Kさんの作品 ↕  上↑は家でやってこられた途中の段階で、まわりが白いフチ(ワク)のようになっています。 今回の課題を自分なりにアレンジしてやってきました。 これが今回の講座で、↓以下のようになりました。



同、受講生Kさんの作品 ↕
ピカソがやっているように、白いワク部分に部分的にはみだしていく所をつくることで、画面に広がりが生まれ、左下に赤を入れることで、ブルーや黄色、白といった原色がいかされて、生き生きとした表情になりました。 まだ途中で、これから新聞を意味する仏語の文字(一部)がはいります。ギターのフォルムの形がもう少しはっきり(濃いめに)してもいいかもしれません。文字を入れた段階でバランスをみて、もし弱い感じがしたら、もう少し主張するように濃いめにしてみてください。白いワクへのはみだし部分はこれぐらいにしておいた方が面白さがあります。



受講生Oさんの作品 ↕ 家でやってきたところです。これが以下↓のようになりました。


上記↑、受講生Oさんの作品    部分的に手をいれたことでとてもよくなりました。紙媒体のコラージュ部分が多いので、ピカソがやっているように、コンテやパステル、鉛筆などをつかってデッサン的な要素を少しだけ加えるともっと味わい深い画面になります。






受講生Aさんの作品↑  まだ途中で、マスキングテープでかり止めをして構成をみています。できればマスキングテープは裏につけるようにしてください。(テープの跡が表面にみえると完成図が正確にみえにくくなります) 色は渋めですので、このままシックにまとめた方がいいです。背景の空間にもう一工夫が必要で、講評したところに色を塗ってきてください。それと、丸いコースターの部分ですが、大きさを調節し、グラスをピカソの作品を参考にコンテなどで描くようにしてみてください。次回どのようになったか楽しみにしています。
 



受講生Aさんの作品 ↑         まだ途中で、構成を考えているところです。 緑の色がニュアンスをつけすぎで見えにくくなっていましたが、ピタッと塗ることでだいぶスッキリとみえてきました。




受講生Wさんの作品 ↑      前回お休みしていたので進んでいませんが、構成案はよかったので、次回までにやってくるようにしてください。





受講生 I さんの作品 ↕    今回のテーマを自分なりにアレンジした作品で、3点になります。背景に色をつかった2点も連作でならべてみるとよい感じなので、2点もしくは3点で1つの作品(連作)という事にしたらいいと思います(特に展示の時にそのようにする)。 この受講生は、いつもこだわっている形体があり、ピカソとは違いますが、これはこれで自分なりの世界にひきこんで表現しようとしているところで、よしとします。




上記↑、受講生 I さんの作品



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ちなみに、この日は講座の後で、皆さんでランチをしました。講座の近く(南青山)にあるフレンチレストラン『FOREST -フォレスト-』に行きました。
五島牛をつかったフランス料理を特徴としています。
大人数の時は1Fの個室も予約できます。


お店のHP ↓
http://www.r-forest.com/

ランチメニューは、休日ランチコースと五島牛カレーセットとハヤシライスセットがあり、私はハヤシライスセット(¥2500)を注文しました。





















話しをしていてオードブルの生ハムサラダの写真を撮るのを忘れました。。これはサラダの後にでたポタージュ。濃厚でまろやかなお味でした。

木の器はハヤシライス用のライス(2人分)、銀食器にはカレー用のライスでバターライスにレーズンなどがはいっていました。

ソースはお肉共によく煮込んであり、びっくりするほど濃厚な黒色に近い色と味がしていました。味が濃いので、途中でチーズやチャツネなどで変化をつけながら食べました。これでこの時は相当にお腹いっぱいになりましたが、また食べたくなりそうな、くせになりそうな味でした。

デザートに、パンプルムース(グレープフルーツ)のソルベ(シャーベット)とプリン。プリンのカラメルが苦みのある味で美味しかったです。日本のプリンの多くはカラメルに苦みが足りないのですが、このお店のはしっかりと苦くパリでの味に近かったのがよかったです。苦みがあると甘いクリームとの相乗効果が生まれ、美味しく感じるのです。ソースがバルサミコ風味だったのが珍しく、私はデザートではあまり味わった事がないのですが、アントレ(前菜)のフォアグラのサラダなどにはバルサミコソースをよくかけます。グラニュー糖で煮詰めたバルサミコソースは何にでもあうので、よくつくるソースで、気にいっています。  この後は、コーヒーか紅茶がでます。

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