韓国のお茶

先のブログの韓国食品のところでお茶のことを書きましたが、その感想などを少し書いておきます。

◉スジョンガ… シナモンティー 柿の入った伝統茶
缶のものを購入したのですが、味わってみたところ、パリで味わった味と近い感じはしましたが、パリで飲んだ方が美味しかったので、たぶんパリのお店のは手作りだったのかもしれません。柿そのものを後から入れたり、手作りでもつくるらしいです。缶の方は甘みが強く味が濃く、アイスよりホットで飲む方が美味しく感じました。
韓国では、スジョンガは飲食店や茶院でも飲めるらしいので、今度実際に現地に行って味わってきます。

◉とうもろこしのひげ茶
ペットボトルのものとティーパックになっているもの数種を飲みくらべてみたところ、ペットボトルの方が美味しいという事になりました。ティーパックだと2〜3つはポットに入れないとペットボトルのような濃さの味にならず、薄い味だとあまり美味しさが感じられません。ペットボトルの方はしっかりとコーンのひげの風味が感じられます。カフェインがはいっていないとのことで、胃腸には優しいようです。

今回はじめて味わってみた韓国のお茶↓
◉柚子茶 
ジャムのようにビンにはいった柚子のハチミツ漬け(ジャム状)をグラスに小さじ2杯ぐらい入れお湯を入れてよくかきまぜて飲みます。ジャムをうすめて飲んでいるような感じですが、これが柚子茶とのことで、興味深いです。柚子の香りがとても良く、底に沈んでいる実も食べれてとても美味しく子供も好きな甘い味です。風邪にもよいらしく、また飲むだけでなくもちろんパンなどにつけてジャムとしても食べれるので便利。しょうがや梅酒に加えて飲むのも柚子の香りとハチミツの甘さが加わってGood。

◉サンファ茶 … 粉のスティックでお湯にとかして飲むタイプ
いかにも漢方系といった香りと色で、松の実も入っています。疲労回復の効果があり、胃腸の保護効果があるらしく、私向き。好きな味でした。
お湯を入れるだけで飲めて便利なので、今度本場でたくさん買ってこようと思っています。

◉なつめ茶 … 粉のスティックタイプのと缶のを試してみました
粉をお湯でとかして飲む方は濃厚な味なので缶の方が飲みやすくはありましたが、どちらにしても身体にはよさそうです。

◉ドゥングルレ茶 … ティーパックタイプ
2社のティーパックを試してみましたが、智山と書かれている、JIRISANDUNGGULLETEA(チリサン ドゥングルレ茶)というものがとても美味しいです。「あまどころ」という植物(ユリ科ナルコユリ科の多年草)の根が原料だそうです。
誰が飲んでも美味しく感じる味で、視力回復の効果があると言われています。
ティーパックのものは、ものによって味が違うようなので、私はチリサンというのが気に入りましたが、いろいろ試してみた方がよさそうです。

◉葛茶 … スティックタイプ 
日本の葛湯とはちょっと違います。色は白濁した感じで甘みがありますが、私は積極的に飲みたい感じではありませんでした。風邪の初期に飲むのがいいようです。

◉アロエのジュース(ビン)とざくろのジュース(缶)
アロエの方は実が細かく入っていてすっきりとして美味しく、ざくろの方は缶に美人と書かれているのが惹かれます?が、酸味があり少しさっぱりとしすぎている感じでした。

韓国は、韓流ブームもあって多くの日本人にはなじみの深い国のようですが、私も家族も一度も行った事がなく、食文化も含めて実はアジアの中では縁遠い国の1つでしたので、最近になっていろいろと知り、新鮮な感覚でワクワクしながら楽しんでいるところです。
パリでは、ボザール(国立美術学校)でもたくさんの若い韓国人留学生と会いましたが、皆さんお洒落で、物怖じしない意見をはっきり主張する様子が日本人と違って印象的でした。
ですが、私がパリに行ったすぐの頃(1997年頃)、語学学校の教室で韓国人が数人でかたまって座っている側に行くと、なにやらキムチの臭いなのかニンニクのような強い体臭がして近寄れなかったのを強烈におぼえています。パリでもキムチを漬けて食べていると聞きました。10年たって変わったのか、それともボルタンスキーに選ばれて通ってきているアーティストの卵だからか、顔や服装も違ってきましたし、もちろん体臭のようなものは感じませんでした。
私が文化庁の海外派遣研修員でボルタンスキーのアトリエに通っていた頃(2007年)は、日本人学生は1学年に1名だけしかいなく、アジア系では韓国人が一番多かったので、特にその勢いというものを感じました。作品も面白いものをつくっている人が多かったです。

話しは変わって、韓国の映画はたくさん観ていますが、ドラマは観た事のあるものは、『冬のソナタ』と『宮廷女官 チャングムの誓い』ぐらいで、チェ・ジュウの透明感ある姿(バレエをやっていたから首筋がのびている)が東洋のオードリー・ヘップバーンの様だと思ったり、チャングムの役のイ・ヨンエは知性的で眼が素敵!と思ったり、女優にばかり惹かれるので、ヨン様〜と黄色い声をだして韓国男優のおっかけをしている日本人女性が不思議に思っていました。。。
お茶については、最近になって胃腸の調子が悪いため、緑茶や紅茶・コーヒーをひかえめにしはじめたら飲むものがなくなり、それでパリで飲んだ柿茶を思い出し韓国のお茶に目をつけていろいろ試しはじめたのがきっかけです。韓国のお茶は肌や身体に良いものが多く、甘い味なので、疲労回復効果を期待してデザートとしても飲める感じなのが良いところです。

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