シュテファン寺院のすぐ近く、ウィーンに唯一残るモーツァルトの住居で、約三年間モーツァルトが住んでいた場所です。 ここに住んでいた時がモーツァルトの生涯で最も幸せな時期だったとのこと。この場所で、あのオペラ「フィガロの結婚」を作曲したことから、フィガロハウスともいわれていたそうです。(2006年に生誕250年記念にリニューアル) 日本語のオーディオガイド(無料)がありますので、詳しく分かります。
http://www.mozarthausvienna.at/
私は3歳からピアノをやっていて、今だにモーツァルトとバッハだけは弾きます。
モーツァルトは大好きな音楽家の一人であり、映画「アマデウス」は何度みたか分からないほど。それに、高校生の頃に最初に母と観に行ったオペラが「フィガロの結婚」でした。
そうした事から、ウィーンに行ったらモーツァルト関係の場所に必ず行く予定でした。
ちなみに、生家とモーツァルトの家はザルツブルク(オーストリア)にあります。
モーツァルトハウスへの入り口 |
館内の資料は写真撮影不可でしたので、写真は回廊と周辺だけになります
天井から外光が差し込む中庭の回廊 |
モーツァルトが暮らした当時のまま
だと思うとイメージが膨らみました
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当時のウィーン市民のアパルトマンと比べて
かなりゴージャスなつくりです。
この頃のモーツァルトの高収入についての
説明があり興味深いものでした。
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各展示室の窓からは、当時モーツァルトも
見たであろう景色がみえます
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オシャレに凝っていたモーツァルトが
着ていた服も展示されていました。
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窓のあたりは同時のまま |
窓からの景色も同時のまま |
ここはモーツァルトが住む前からあった部屋で、
有名なレリーフ職人がお客様に腕前をみせる
ためにつくったショールームだった、とのこと。
壁も天井も大理石のようですが、実は大理石に
見えるようにつくったもの。
とてもよく出来ていて、大理石にそっくりで
感心しました。
モーツァルトはここをバスルームにしていたそうです。
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館内にあるミュージアムショップ
モーツァルト関連のグッズが色々ありました
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モーツァルトの楽譜が書いてあるネクタイが
なかなかお洒落なのでお土産に
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モーツァルトハウスは資料が多く、ウィーンに来てから父に宛てた手紙、色々な人との付き合いのこと、楽譜等、見応えがありました。
ウィーンに来てから当時としてかなりの収入を得ていた事、収入が多かったにもかからず賭け事にはまり多額の借金までしていた事など、詳しい説明が良かったです。
ゆっくり出来たモーツァルトハウスを後にし、シュテファン寺院へ
寺院の外壁にはぐるっと様々なレリーフがあります
前には見られなかった外壁をみてまわりました
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シュテファン寺院・内部正面 |
この日、今まではかかっていなかった「マザー・テレサ」の
顔写真がシュテファン寺院の内部正面にかかっていました。
この日の夜、聖人としてマザーテレサが登録された、という
ニュースを聞き、なるほどだからか! と納得。 |
ペーター教会 |
ペーター教会入り口 |
ペーター教会はウィーンで2番目に古い教会
バロック様式です
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この日の夕食は、シュテファン寺院近くの
「ラインターラー・バイスル」へ
オーストリアの白ワインを |
店内は地元の人らしきグループでいっぱい
バイスルはウィーン市民の憩いの場でパリ
のビストロみたいな感じで楽しめます
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これが食べたかった!
前菜:シャンピニオン・ケバッケネ
ジューシーなマッシュルームにパン粉をつけて
フライにしたもの
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切ったところの断面図
とにかくジューシーで美味しい
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主菜: ターフェルシュピッツ
これもウィーンに来たら必ず頂きたかった料理
長時間ボイルした牛肉(ランプ肉)を薄く切った
ものでスープにはいってきます
この写真はスープから取り分けてくれているところ
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このスープも牛肉も絶品でした。
さすが、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の好物です
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ポテトも焼いたのが入っていて香ばしくハーブが
効いています。
お肉は三枚あり、クセになりそうな美味しさでした。
アップルジンジャージャムとタルタルソース付き
これを食べられたので、大満足でした。
お腹がいっぱい!
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胃の消化のために、食後のエスプレッソを
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外のテラスも満席で、どんどん人がはいってきます
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パリとは少し違う感じのショーウィンドウ
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デザートに、シュテファン寺院前のジェラテリアへ
フローズンヨーグルトをテイクアウト
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シュテファン寺院前のベンチで頂きました。
暑いので爽やか〜
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これは、メトロの切符切り
パリのような改札がないので、切符がなくても
入れちゃいますが、検査があると大変なことに
なります。 罰金103ユーロ
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2 件のコメント:
モーツアルトハウスは随分とゴージャスな建物ですね
シュテファン寺院の重厚で格調の高い雰囲気!
この頃のモーツァルトは、当時としては破格の高収入があり、このようなアパルトマンに住めたとの事です。
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